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円が上下に振れる、G20警戒も日銀総裁人事にらみで買い限定 - 2.14 日

外国為替市場では、午後の取引で円が急伸。日本銀行の次期総裁人事をめぐって、元財務事務次官の武藤敏郎氏起用の可能性が一部で報じられ、円買いが活発となった。 ドル・円相場は午後の取引で一時1ドル=92円28銭と、1週間ぶりの水準まで円高が進行。また、ユーロ・円相場も一時1ユーロ=123円20銭と、1月31日以来の円高値を付けている。 ウエストパック銀のシニア通貨ストラテジスト、ショーン・キャロー氏(シドニー在勤)は、武藤氏が白川方明総裁の後任に就く可能性があるとの報道が本日の主要テーマになっていると指摘。その上で、「武藤氏は、他の総裁候補と比べてハト派色が弱いと見られていることから、ドル・円の下押しにつながった」と説明している。  
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