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中国:7月の輸出の伸び、大幅鈍化-世界経済の低迷映す - 8.10 日

中国の7月の輸出の伸びは大幅に鈍化し、輸入と新規人民元融資は市場予想を下回った。世界経済の勢いが弱まりつつあることを示す兆候が新たに加わった形で、中国当局が景気拡大策を拡充する可能性が高まった。 中国税関総署が10日発表した7月の輸出額は前年同月比1%増、輸入額は4.7%増となった。中国人民銀行(中央銀行)が同日発表した7月の人民元新規融資は5401億元(約6兆6600億円)で、ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場関係者30人の全ての予想を下回った。これは昨年9月以来の低水準。予想中央値は7000億元、6月は9198億元だった。 この日の統計は、中国当局が政策金利を引き下げ、投資プロジェクトの承認を加速しているにもかかわらず、経済成長が促進されていないとの見方を補強するものとなった。9日発表された7月の工業生産は2009年以来の低い伸びだった。世界2位の経済規模を持つ中国が7四半期連続で減速するリスクが高まっている。

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