ユーロ下落、懸念対象は米国から欧州へシフト | IFCM ジャパン
IFC MarketsオンラインCFDブローカー

ユーロ下落、懸念対象は米国から欧州へシフト - 7.29 日

欧州の危機回避能力をめぐる懸念の再燃を背景にユーロが下落した。ユーロ圏債務危機が悪化する可能性を探る動きが拡大し、一時は米与野党間の激しい債務上限交渉よりも大きな焦点となった。 欧州連合(EU)の加盟国首脳らが金融危機にあるギリシャの救済計画をまとめるという歴史的な出来事から日が浅いこともあり、投資家の不安はまだ完全に解消されていない。米国が8月2日までに政治的な行き詰まりを打開し、14兆3,000億ドルの債務引き上げを実現できるかどうかをめぐって悲観論が台頭しているにもかかわらず、ユーロは2日連続で下落した。 アナリストらは、経済規模でユーロ圏3位のイタリアと同4位のスペインの国債利回りを注視している。欧州がギリシャ債務危機を乗り切り、スペインとイタリアに波及する可能性を封じ込められるかどうかをめぐって市場懸念が高まっているためだ。イタリア国債の利回りは財務省の長期債入札終了後にさらに上昇した(債券価格は下落)。10年債利回りは5.68%から5.82%、2年債利回りでさえも4.20%まで上昇するなど、EU首脳らがギリシャ政府に公約した貸出金利の3.5%を大きく上回っている。
IFCMトレーディング・アカデミー
投資を学ぶ
  • コースを取って、
trading academy

関連項目

image
当方の分析ツールとカレンダーを利用して、投資を開始して下さい。
image
当方の投資アドバイザーから 市場分析ラボ
Close support
Call to Skype Call Back