ユーロが上昇、下落スピード警戒で売り一服-ドル・円は76円台後半 - 1.10 日
ユーロ売りが一服した海外市場の流れを引き継いだ。欧州債務危機を背景とした域内の景気懸念や金融緩和観測が根強い中、ユーロは前日の取引で、円に対して約11年ぶりの安値を付けたものの、急速な下落スピードに警戒感が生じ、一段のユーロ売りが出にくい格好となった。SMBC日興証券の野地慎シニア債券為替ストラテジストは、ユーロは相場の高安を割り出すオシレーター系のチャート分析で下落に「過熱感」がある上、「特段に新規の売り材料も見当たらない」と指摘。ユーロの売り越しがかさんでいる状況下で、ユーロの「自律的な反発」につながっていると説明している。
ユーロ・円相場は1ユーロ=98円06銭を下値に、午後の取引では98円29銭まで値を戻した。日本が成人の日の祝日で休場だった9日のアジア時間朝に一時97円28銭と、2000年12月以来の水準までユーロ安・円高が進んだあと、同日の米欧市場にかけて98円台前半に反発。ユーロ・円相場の相対力指数(RSI、期間14日)は24台と、ユーロの売られ過ぎを示す30を大きく割り込んでいる。
ドル・円相場は朝方に1ドル=76円91銭を付けたあと、じりじりとドルが水準を切り下げ、午後は76円78銭まで軟化。午後3時54分現在は76円82銭付近で推移しており、日中の値幅は13銭にとどまった。前日の取引では77円03銭をドルの上値に一時76円77銭と、2営業日ぶりの水準までドル安が進んでいた。
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