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中銀:政策金利4.25%に据え置き、予想外-経済成長への期待で - 2.7 日

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は7日の金融政策決定会合で、大方の市場予想に反して、政策金利の据え置きを決定した。豪州の経済成長が欧州債務危機の影響を乗り切るとの見方が背景にある。同中銀は政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を4.25%に据え置くと発表。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、27人中3人がこの動きを予想。残り24人は0.25ポイントの利下げを見込んでいた。スティーブンス総裁は声明で、「欧州のソブリン債と銀行を健全な基調に乗せるためになすべきことはなお多いが、若干の前進を遂げている」と指摘。「金融市場の地合いは、依然変わりやすいものの、昨年12月初め以降、全般に改善している」との認識を示した。 ユーロが下落。債務危機にひんしているギリシャ向けの第2次支援の行方に不透明感が残る中、3月に同国債の大量償還を控えて、デフォルト(債務不履行)懸念もあり、ユーロに戻り売り圧力がかかっている。ユーロ・ドル相場は朝方から1ユーロ=1.31ドル台前半で上値の重い展開となっていたが、正午過ぎに1.3137ドルに上振れしたあと、急速に売り戻され、一時は1.3089ドルまで水準を切り下げた。 ドル・円相場は前日の取引で一時1ドル=76円80銭と、1月27日以来の水準までドル高・円安が進んだあと、海外市場で76円49銭まで円が値を戻していたが、この日の東京市場では76円78銭まで下押される場面も見られている。正午過ぎに発表されたオーストラリア準備銀行(中央銀行)の金融政策決定会合の結果は、大方の市場予想に反して、政策金利が据え置かれた。発表後は豪ドル買いが活発化し、対ドルでは一時1豪ドル=1.0811ドルと、昨年8月2日以来の水準まで上昇。対円では一時1豪ドル=82円88銭と、昨年11月1日以来の高値を付けた。
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