市場概観 - ページ 57


東京株式相場は反落。中国の景気減速や為替の円高に対する懸念から、キヤノンや日産自動車など輸出関連、鉄鋼など素材関連株、海運といった中国経済の恩恵を受けやすい業種の下げが目立った。海運は東証1部33業種の下落率トップ。 TOPIXの終値は前週末比2.70ポイント(0.4%)安の753.68、日経平均株価は40円71銭(0.5%)安の9069円29銭。 中国の製造業者と小売業者の売り上げに対する楽観的な見方が3カ月前に比べ後退し、人員削減に踏み切る企業が増えていることが米連邦準備制度理事会(FRB)のベージュブック(地区連銀経済報告)をモデルにした米CBBインターナショナルの調査で分かった。...
ユーロが下落。スペインの支援問題などの行方が依然不透明で、域内景気の悪化も意識される中、ユーロは売り優勢の展開となっている。 ユーロは対円で一時1ユーロ=101円台を割り込み、14日以来の安値となる100円87銭まで下落し、午後1時25分現在は101円15銭前後。対ドルでは1ユーロ=1.29ドル後半から一時1.2928ドルと2営業日ぶりの安値まで下げ、同時刻現在は1.2949ドル付近で推移している。 ドル・円相場は1ドル=78円前半で上値の重い展開が続いており、この日の東京市場では一時14日以来の安値となる78円01銭までドルが軟化する場面が見られている。午後1時25分現在は78円11銭前後。...
日本銀行が実施した資産買い入れ等基金による残存期間1年以上2年以下の国債買い入れオペで、応札額が予定額に満たない「札割れ」を3回ぶりに回避した。日銀が19日に同オペの下限金利(0.1%)を撤廃したことで応札が増えたことが背景。 日銀発表によると、同1年以上2年以下のオペでは予定額7000億円(前回4000億円)に対して、応札額は2兆3331億円となり、7000億円を落札した。前回7日の同オペでは2回連続で札割れだった。 一方、同2年超3年以下では予定額3000億円(前回4000億円)に対し、応札額は8172億円となり、3001億円を落札した。...
円が上昇幅を拡大している。円はドルに対して一時1ドル=78円10銭と、前週末14日以来、4営業日ぶりの高値を付けた。 午後2時12分現在のドル・円相場は78円16銭付近で取引されている。前日は日本銀行の追加緩和を受け約1カ月ぶりとなる79円22銭台までドル高・円安に進む場面があったものの、その後は米長期金利の低下を背景にドルの上値が抑えられ、円売りに一服感が出ている。 14日に1.87%程度だった米国の10年債利回りは、前日には1.8%を割り込んでいる。追加の量的緩和策を講じても米景気の回復が順調に進まないとの見方が背景となった。...
東京外国為替市場では円が主要通貨に対して全面安となった。日本銀行が追加の金融緩和に動いたことを受け、円を売る動きが活発化となり、対ドルで4週間ぶりの水準まで円安が進んだ。 日銀の結果発表前に1ドル=78円70銭前後で推移していたドル・円は一時79円22銭と8月22日以来の水準まで円安が進行。ユーロ・円も一時1ユーロ=103円63銭前後まで円売りが進み、午前に付けた日中の円高値102円48銭から1円以上も円安・ユーロ高となった。午後3時25分現在はそれぞれ79円14銭、103円51銭前後となっている。...
ロンドン時間18日午前の外国為替市場では、ユーロが下落。この日発表されたドイツの欧州経済研究センター(ZEW)の9月の景況感指数は5カ月ぶりに上昇したものの、ユーロは前日の水準を下回ったままだ。 ロンドン時間午前10時9分現在、ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.3075ドル。対円は0.4%安の1ユーロ=102円82銭。 9月のZEW期待指数はマイナス18.2と、前月のマイナス25.5から改善。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想ではマイナス20が見込まれていた。...
ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた9月の独景況感指数は5カ月ぶりに上昇した。欧州中央銀行(ECB)がソブリン債危機対策として国債購入プログラムを今月発表しており、見通し改善に寄与したもようだ。 ZEWが18日発表した9月の期待指数はマイナス18.2と、前月のマイナス25.5を上回った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト41人の調査中央値ではマイナス20.0が予想されていた。期待指数は向こう6カ月の見通しを示す。...
ユーロは下落。スペインのラホイ首相が国家救済を要請するかどうかを、市場は注視している。先週のキプロスでの欧州財務相会合では、救済の条件や欧州中央銀行(ECB)の役割などをめぐる欧州各国の思惑の相違が鮮明になった。 ロンドン時間午前9時24分現在、ユーロは対円で0.3%安の1ユーロ=102円65銭。先週は一時103円02銭と、5月14日以来の高値を付けていた。対ドルは0.3%安の1ユーロ=1.3094ドル。
円とドルが下落。米国の量的緩和第3弾(QE3)導入を受け、株高が進むなどリスク選好の流れが続き、低金利で調達通貨とされる円やドルに売り圧力がかかった。 ユーロ・円相場は前日の海外市場で1ユーロ=100円後半までユーロ買い・円売りが進んだが、この日の東京市場ではさらに101円台を回復し、一時101円28銭と7月2日以来の水準までユーロ高・円安が進行。ユーロ・ドル相場は一時、1ユーロ=1.3054ドルと5月8日以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。...
米連邦準備制度理事会(FRB)は12-13日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に声明を発表し、長期証券の保有を拡大する量的緩和第3弾(QE3)を実施すると表明した。オープンエンド型の形式をとり、政府支援機関の住宅ローン担保証券(MBS)を毎月400億ドル購入する。 バーナンキFRB議長は声明発表後の記者会見で、「継続的かつ持続的な労働市場の改善を期待している」と発言。「念頭に置いている具体的な数字はないが、過去6カ月間の数字はそうではない」と話した。...