市場概観 - ページ 58


ドルがじり安となり、対円で約7カ月ぶりの安値を付けた。海外時間に注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を控えて、量的緩和第3弾(QE3)を期待したドル売りの流れが継続。ドルは対ユーロでも約4カ月ぶり安値をうかがう展開となった。 ドル・円相場は1ドル=77円90銭付近から一時、77円65銭と2月14日以来の水準までドル安・円高が進行。午後3時33分現在は77円71銭前後となっている。 ユーロ・ドルは1ユーロ=1.2900ドル前後から一時1.2931ドルまでドルが軟化。前日の海外市場で付けた5月11日以来のドル安値にあと0.0006ドルと迫った。FOMCの声明文はワシントン時間13日午後零時半(日本時間14日午前1時半)ごろ発表される予定。同日午後2時には最新の経済見通しが示され、2時15分ごろからバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見を行う。...
英国では8月の失業手当申請者がここ2年余りで最も減少した。リセッション(景気後退)下でも雇用創出が続いていることが示された。 英政府統計局(ONS)が12日発表した失業保険申請ベースの8月の失業者数は前月比1万5000人減少し、157万人となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト30人の調査中央値では前月比変わらずが見込まれていた。 同時に発表された国際労働機関(ILO)基準の5-7月の失業率は8.1%となり、4-6月の8%を上回った。...
欧州連合(EU)は12日、欧州中央銀行(ECB)と各国レベルの金融監督当局にかつてない協力を義務付けるユーロ圏の銀行監督一体化案を公表する。 EUの複数の当局者がインタビューで語ったところでは、金融システムの守護者としてのECBの役割を拡大し、ユーロ圏17か国の全銀行に対する最も高い監督権限をECBに付与する。また、日常監督業務とEU規則を銀行に確実に順守させる役割は、各国監督当局に委ねる形になる。 EU加盟国でユーロを導入していない英国と他の9カ国の意見が規則制定に際して埋没することを防ぐセーフガード(安全装置)も盛り込まれる。今回のプランは2014年1月1日までに新制度に段階的に移行することを目指し、EU加盟27カ国の調印が必要になる。...
ドルが対ユーロで約4カ月ぶりの安値を更新している。きょうから始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、追加緩和観測が強まっており、ドルに売り圧力がかかりやすい展開が続いている。 ユーロ・ドル相場は午後に入り一時1ユーロ=1.2883ドルと5月14日以来の水準までドル安・ユーロ高が進んだ。1時55分現在は1.2873ドル前後。 欧州ではこの日、ドイツの連邦憲法裁判所による欧州安定化メカニズム(ESM)の合憲性判断、オランダの総選挙といった注目のイベントが予定されている。山本氏は、「独憲法裁をクリアして、かつスペインも国債購入を申請するということになれば、一応不透明感が後退するということで、そこぐらいまではユーロが底堅い感じが続く可能性がある」と指摘する。...
ユーロは上昇。ドイツの連邦憲法裁判所が同日、恒久的救済基金である欧州安定化メカニズム(ESM)の合憲性に関する判断を延期せず、予定通り12日に下すと発表したことを好感した。 12、13両日間開催の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてドルはほぼ全面安。 ロンドン時間午前8時9分現在、ユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.2807ドル。対円は0.3%高の1ユーロ=100円16銭。 ドルは円に対して0.1%安の1ドル=78円21銭。
ユーロは対ドルで5月以来の高値付近から反落した。国際支援を受け取る条件である歳出削減に関して、連立パートナーの同意を取り付けることができなかったギリシャのサマラス首相とトロイカ代表団の会談を控え、ユーロ売りが優勢となった。 週明けの東京市場でユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.28ドル台で始まったが、徐々にユーロ売り・ドル買い圧力が優勢となり、午後には1.2776ドルまで値を切り下げた。午後4時30分現在は1.2797ドルで推移している。前週末には1.26ドル前半から一時1.2817ドルと5月22日以来の水準までユーロ高・ドル安が進行した。...
東京外為市場午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの78円前半。中国の輸入統計が予想外に悪く、豪ドルは軟調に推移した。一方、ドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円は午後、いずれもこう着感が強まった。 正午ごろ明らかになった中国の8月貿易統計では、輸入が前年同月比マイナス2.6%と市場予想(同プラス3.5%)に反する結果となり、豪ドルは対米ドル、対円で軟調に推移した。 三井住友銀行の岡川聡シニアグローバルマーケッツアナリストは、中国の資源需要が低迷するなか、豪ドル/ドルが1.1ドルを超えるのは難しいとの見方を示した。...
ユーロが対ドルで約2カ月ぶり高値付近で推移した。欧州中央銀行(ECB)が無制限の債券購入に動くとの期待を背景に、ユーロは対円でも強含みの展開となった。市場関係者はECBがこの日に開く政策委員会に注目している。 午後3時30分現在のユーロ・ドル相場は1ユーロ=2626ドル前後。一時は1.2631ドルまで値を切り上げ、4日の海外市場で付けた高値(1.2628ドル)を超えた。ただ、ECB会合を前に積極的なユーロ買いは限定的となっている。...
スペイン2年債相場は下落。前日までの3営業日は1カ月間で最大の値上がりとなっていたが、欧州中央銀行(ECB)が6日に国債購入計画を発表するとの期待が幾分薄れた。 2014、15、16年償還債の入札を控えスペイン10年債相場も下落している。ドラギECB総裁は6日の政策決定後の記者会見で購入計画の詳細を示すとみられているが、ラボバンク・インターナショナルの債券ストラテジスト、リチャード・マクガイア氏は計画については「膨大な量の詳細を具体的に詰めなければならない」として、「失望」の余地があると指摘した。...
ユーロが下落。欧州中央銀行(ECB)理事会を翌日に控える中、域内の国債購入策をめぐる不透明感がくすぶっていることから、ユーロ売り圧力が強まった。 ユーロ・円相場は午後に一時1ユーロ=98円11銭と、3営業日ぶりの水準までユーロ安が進行。午後3時33分現在は98円18銭付近で推移している。ユーロ・ドル相場は朝方に付けた1ユーロ=1.2569ドルを上値に水準を切り下げ、午後には一時1.2517ドルと、3営業日ぶりの安値を付けた。同時刻現在は1.2527ドル付近で取引されている。...