市場概観 - ページ 63


欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が2日の定例政策委員会で何を決定するにしても、何もやらないという選択肢はあり得ないとエコノミストらは考えている。 ユーロを守るために必要なあらゆることを行うという約束をドラギ総裁が果たすことを投資家は期待している。市場関係者の大部分は、この発言をECBが債券市場に介入することを示唆したものと解釈している。そうした行動に対するドイツ連邦銀行の反対を克服できなければ、市場に失望感が広がり、相場急落の引き金になると懸念されている。ドラギ総裁はフランクフルト時間2日午後2時半(日本時間同9時半)に記者会見を開く。...
ユーロが対円、対ドルでじり高。注目の欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を海外時間に控えて、国債購入などECBの危機対応を見極めようとの姿勢が強く、取引レンジは小幅なものにとどまった。 ユーロは対ドルで朝方に1ユーロ=1.2218ドルと前日の海外市場の安値に並んだ後、強めの経済指標を受けて豪ドルが買われた影響もあり、じりじりと値を戻し、午後には1.2257ドルを付ける場面が見られた。午後3時50分現在は1.2246ドル前後。 ユーロ・円相場は1ユーロ=95円後半で推移していたが、豪ドル・円につられる形で96円台を回復し、午後には一時96円17銭まで値を切り上げた。...
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はスペインの長期・短期ソブリン信用格付けをそれぞれ「BBB+」と「A-2」に据え置くことを決めた。S&Pは「包括的な財政・経済改革措置を実行するスペインの決意は依然固い」と評価した
ドル・円相場が一時1ドル=77円台後半で2カ月ぶりの安値を付けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を控えて、市場で景気の下支えに向けた緩和措置が見込まれている中、ドル売り圧力がかかった。 ドル・円相場は78円17銭を付けたあと、一時77円91銭と、6月1日以来の水準までドル安・円高が進行。午後1時15分現在は78円02銭付近で取引されている。 また、午前10時には中国で7月の製造業購買担当者指数(PMI)が発表されたが、市場の予想に反して前月から低下。棚瀬氏は、株安に加え、中国指標の弱い結果で「リスクオフ(回避)」になり、中国と経済的な結びつきの強いオーストラリア・ドル売り主導でクロス・円(ドル以外の通貨の対円相場)の下落(円は上昇)につながったとしている。...
ドル/円は78.23円付近でしっかり。あすから8月入りとなるが、過去を振り返ると、8月はドル安/円高になる傾向があり、市場では警戒感が出ている。シティバンク銀行によると、1987年から2011年までの300カ月間で、月足でみてドル安/円高となったのが149回、ドル高/円安となったのが151回とほぼ半々だったのに対し、8月だけをみると、25回中16回(64%)がドル安/円高となっている。  同行はこの背景について、8月は米国債の利払い・償還が多いことを挙げ、償還資金はヘッジ付きや再投資などの関係で円高圧力を生む力は弱いが、利払いについては「通常、為替ヘッジを行っておらず、かつ、その大半を円転している」と説明。8月の所得収支の黒字が「8月の円高」の1つの源泉になっているとの見方を示した。こうしたなか、投資家のリスク選好をみる上で、きょう発表の米経済指標に注目が集まっている。市場では「米景気の堅調な回復を示す内容が続けば、ユーロ相場や資源国通貨は底堅い動きになりそうだが、今週はリスクオンムードに変化の兆しも見え始めている。ネガティブ要因に反応しやすい地合いだけに、このタイミングで市場予想を下回れば、ユーロ売り圧力、ドル買い圧力が強まる可能性がある」(外資系証券)との見方が出ていた。...
ユーロが反落。欧州危機への対応策に対する期待感を背景に前週後半は上昇基調を維持していたものの、景気の先行きに対する懸念に変化はなく、ユーロの戻りは限定された。 ユーロ・ドル相場は前週末に一時1ユーロ=1.2390ドルと、今月6日以来の水準までユーロ高が進行。東京市場では午前に1.23ドル台を割り込んで1.2284ドルまで水準を切り下げ、午後にかけて1.22ドル台後半で推移した。前週末に一時1ユーロ=97円34銭と、17日以来の高値を付けていたユーロ・円相場も、東京市場では96円台前半で取引され、一時は96円26銭まで下落した。...
ユーロが反落。欧州危機への対応策に対する期待感を背景に前週後半は上昇基調を維持していたものの、景気の先行きに対する懸念に変化はなく、ユーロの戻りは限定的となっている。 ユーロ・ドル相場は前週末に一時1ユーロ=1.2390ドルと、今月6日以来の水準までユーロ高が進行。その後は上値が抑えられ、東京市場では1.23ドル台を割り込み、1.2284ドルまで下げる場面も見られている。午後1時20分現在は1.2289ドル前後。ユーロ・円相場も前週末に一時1ユーロ=97円34銭と、17日以来のユーロ高値を付けていたが、東京市場は96円台前半まで水準を切り下げている。同時刻現在は96円33銭付近で取引されている。...
スペイン債とイタリア債が上昇。欧州中央銀行(ECB)が債券購入を準備しているとの仏紙ルモンドの報道に反応した。 ロンドン時間午前11時14分現在、スペイン10年債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の6.83%。イタリア10年債利回りは9bp低下の5.97%と、20日以来で初めて6%を下回っている。
 ユーロ/ドルは1.2290ドル付近。フランスのモスコビシ経済・財務相の発言を受け、一時1.2296ドルまで上昇した。仏経済・財務相は、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がイタリアとスペインの国債利回り低下に必要な措置を講ずると確信している、などと述べた。ドル/円は78.23円付近で小動き。市場では、ドル/円の下方リスクとして米金利低下を警戒する声が出ている。「米10年債利回りは過去10年間、8月はすべて低下している。いわゆるサマーラリーだが、これに伴いドル安/円高圧力がかかりやすい」(外資系系運用会社)という。 ドル/円は78.24円付近。手掛かり材料に欠ける中で、動意の薄い展開になっている。外為市場では、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言をきっかけに、リスクオフの動きが巻き戻されているが、「来週もよっぽどのことがない限り、政策期待からこの地合いが継続する可能性が高い」(外資系証券)との見方が目立つ。...
ユーロ・ドル相場が1ユーロ=1.21ドル半ば付近で推移した。欧州救済基金の能力増強への期待を手掛かりとしたユーロの上昇が一服。債務危機や域内景気の先行きへの警戒がくすぶる中、ユーロは弱含む場面も見られた。 午後4時10分現在のユーロ・ドル相場は1.2148ドル前後。前日には欧州中央銀行(ECB)政策員会メンバー、オーストリア中央銀行のノボトニー総裁が欧州安定化メカニズム(ESM)の能力増強をめぐる議論に言及したことをきっかけに、24日に付けた約2年ぶり安値(1.2043ドル)付近から一時1.2171ドルまで反発したが、その後はユーロが伸び悩み、この日の東京市場でも一時1.2127ドルまで値を切り下げる場面が見られた。...
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