市場概観 - ページ 66


日本銀行は12日開いた金融政策決定会合で、市場への資金供給で応札額が提示額に達しない札割れが多発していることを受けて、固定金利方式の共通担保オペを5兆円減額し、代わりに短期国債買い入れを5兆円増額することを決定した。この結果、資産買い入れ等基金の総額70兆円は変わらないまま、資産買い入れが45兆円、固定金利オペは25兆円となる。 政策金利を含めたこのほかの金融政策運営方針については、全員一致で現状維持を決定した。海外の中央銀行が相次いで金融緩和に踏み切る中、日銀は当面、既に表明している資産買い入れ等基金の活用を着実に進め、その効果を見極める構えだ。...
ドル/円は79.37円付近。前日は6月29日以来の安値となる79.22円まで下落したものの、日銀の追加緩和期待などもあり、下値はサポートされた。政府のデフレ脱却等経済状況検討会議がまとめた第1次報告は「急速な円高の進行など為替市場の過度な変動は、経済・金融の安定に悪影響を及ぼすものであり、引き続き、緊張感を持って市場の動向を注視し、必要な時には断固たる措置をとる」と明記。事前の調整段階よりも円高けん制トーンを強めていることから、「円を買いにくいムードも出ており、一気に79円を割り込むような展開にはなりにくい」(外為アナリスト)という。...
ユーロが対円で5週間ぶり安値を更新した。欧州の恒久的救済基金をめぐる不透明感を背景にユーロ売りが先行。その後ユーロは下げ渋ったが、戻りは限定的となっている。 ユーロ・円相場は一時、1ユーロ=97円10銭まで値を下げ、6月5日以来のユーロ安・円高水準を更新。その後97円38銭まで値を戻し、午後2時5分現在は97円23銭前後となっている。ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で2年ぶりユーロ安値、1ユーロ=1.2235ドルを付けた後、この日の東京市場では1.22ドル半ば付近で小動き。...
ユーロ圏財務相はスペインに域内3番目の規模の財政赤字を縮小するための措置を強化するよう求める一方、リセッション(景気後退)に直面する同国が歳出削減に取り組むために1年間の猶予を与えた。 欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は9時間にわたるユーロ圏財務相会合後の記者会見で、「スペイン政府による財政再建策が不可欠だ」と発言。「近いうちに追加措置を講じる必要があるだろう」と語った。...
ユーロが下落。対円では1ユーロ=97円台後半で取引されている。ユーロ圏財務相会合が行われたものの、欧州債務問題に対する抜本的解決策は示されず、先行き不透明感からユーロの上値が抑えられている。 ユーロは午前8時半過ぎに98円06銭を付けたあと、一時は97円48銭まで下落。午後零時現在は97円74銭付近で推移している。前日には一時97円43銭と、6月5日以来の安値を付けたあと、海外市場で98円13銭まで反発していた。 スペインやキプロスの支援などに関する最終合意は20日ということなので、「完全に織り込むわけにはいかない」と言い、財務相会合については「期待値が低い通りのものが今のところ出てきている印象」で、ユーロの買い戻しがどんどん進むということにはなりにくいとみている。...
ユーロが対ドルで2年ぶり安値を更新した。きょうからユーロ圏財務相会合が始まるが、首脳会議での合意事項の実施に向け具体的な進展がみられるか不透明で、ユーロは売りが先行した。 ユーロ・ドル相場は早朝に一時、1ユーロ=1.2251ドルを付け、前週末に付けた2010年7月以来のユーロ安値を更新。その後ユーロは下げ渋ったが、1.2300ドル手前で戻りは抑えられる格好となった。 前週末発表の米雇用統計が予想を下回るなど世界的な景気減速懸念が強まる中、リスク回避の動きから朝方は円買いが先行。一時は円が主要通貨に対して全面高となり、ドル・円相場も一時、今月3日以来の円高値となる1ドル=79円43銭を付けた。もっとも、その後は日本の5月の経常黒字幅が予想を下回ったこともあり、円買いも一服。午後にかけては79円後半まで円が伸び悩む展開となった。...
9日朝の欧州債市場でスペイン10年債が下落し、利回りが再び7%に達した。首脳らが6月に合意した危機対策の実施方法について話し合うユーロ圏財務相会合を控えてドイツ2年債の利回りは過去最低に近い。 ロンドン時間午前7時36分現在、ドイツ2年債利回りは前週末から小動きのマイナス0.008%。過去最低のマイナス0.018%を付けた6日に続きマイナス圏にある。 ユーロ圏首脳らは6月のサミットでスペインの銀行救済のための緊急融資の条件緩和で合意していた。...
ユーロが対ドルで2年ぶり安値を更新した。きょうからユーロ圏財務相会合が始まるが、首脳会議での合意事項の実施に向け具体的な進展がみられるか不透明で、ユーロは売りが先行した。 ユーロ・ドル相場は早朝に一時、1ユーロ=1.2251ドルを付け、前週末に付けた2010年7月以来のユーロ安値を更新。その後ユーロは下げ渋ったが、1.2300ドル手前で戻りは抑えられる格好となった。 また、前週末発表の米雇用統計が予想を下回るなど世界的な景気減速懸念が強まる中、リスク回避の動きから朝方は円買いが先行。一時は円が主要通貨に対して全面高となり、ドル・円相場も一時、今月3日以来の円高値となる1ドル=79円43銭を付けた。もっとも、その後は日本の5月の経常黒字幅が予想を下回ったこともあり、円買いも一服。午後にかけては79円後半まで円が伸び悩む展開となった。...
:欧州中央銀行(ECB)は5日、フランクフルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最低応札金利を0.25ポイント引き下げ過去最低の0.75%とすることを決めた。中銀預金金利も0%に引き下げられた。 ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査の中央値では0.75%への利下げが予想されていた。 ドラギ総裁は、現地時間午後2時30分(日本時間同9時30分)から記者会見する。...
ユーロ圏では5月の小売売上高が予想に反して前月比で増えた。フランスやアイルランド、ポルトガルが好調で、ドイツの落ち込みを補った。 欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が4日発表した5月のユーロ圏小売売上高指数は前月比0.6%上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト16人の予想中央値は横ばいだった。前年同月比では1.7%低下した。 4月は前月比1.4%低下、前年同月比3.4%低下だった。
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