FOMC控え様子見の背景に、米ドル指数はサポートライン80.94を付け、81.32へ上昇した。この日から2日間開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では緩和縮小が協議される。81.32/80.94レンジでの取引が可能となる。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)が17日公表した3日開催分の金融政策決定会合の議事録によると、同中銀は利下げの選択肢を維持している。資源投資が鈍化する中で、一段の豪ドル安が同国経済を支援するだろうとの認識が示された。同議事録公表後に豪ドルは対米ドルで一時売られたものの、0.9284を付け、0.9319へ上昇した。
ドル・円相場は1ドル=99円台前半で推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を前に積極的な取引は手控えられ、値動きは限定的となっている。朝方に一時98円63銭を付けた後、正午にかけて99円35銭まで円がじり安となった。しかし、午後に入って日本株が下落に転じる中、円売りの動きは続かなかった。
今晩には8月の英消費者物価指数(CPI)、欧ZEW指数が発表される。