証券2銘柄間のスプレッド取引 | IFCM ジャパン
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証券2銘柄間のスプレッド取引

当社独自のポートフォリオ分析・取引法を利用しNetTradeXプラットフォームにて2つの銘柄におけるスプレッドの取引ができます。まず、その企業の財務と将来見通しを分析すべきです。

Apple社とGoogle社の分析をしてみましょう。

AppleGoogleNasdaq 100
2013年の株価5,23%高52,36%高31,10%高
時価総額(千万ドル) 493.97 367.704250
P/E13,5425,0420,92
P/B44,434,37
年間出来高(千万ドル)170,9150,175
純利益(千万ドル)37,03710,788
出典:Reuters/Eikon。Nasdaq100のデータ参照。


上記のデータより、Appleの純利益はGoogleの純利益の3倍です。同時に、前者の株価がほとんど変わらず、時価総額が後者より大きい。

アンドロイドとの競争激化により、投資家がApple株の需要が鈍化している。

1月23日~30日の間、Apple社が2014年Q1業績を公表する。この発表が株価動向へ大きなインパクトを与える可能性が高い。

Q3 12年 6月Q4 12年9月Q1 12年12月Q2 13年3月Q3 13年6月Q4 13年9月2013Q1 13年12月Q2 14年3月
売上高35,02335,96654,51243,60335,32337,472170,9157,46345,508
増減率% (前年比)22.6%27.2%17.7%11.3%0.9%4.2%5.4%4.4%
EPS9.3208.67013.81010.0907.4708.26039,7514.08510.747
増減率% (前年比)19.6%23.0%-0.4%-18.0%-19.8%-4.7%2.0%6.5%
純利益率%25.2%22.9%24.0%21.9%19.5%20.0%22.1%21.0%
出典:Reuters/Eikon。


アップル社の表より、基本データが集めています。決算が発表されるときは、数値が予想通り、もしくは予想を上回る場合は、株価上昇が期待できます。予想は定期的に見直されます。また、アップルの営業年度が9月30日に始まるので、決算はQ1の決算になります。

では、これからGoogle社の年間業績を見てみましょう。市場予想は、市場平均より高い。

Q2 12年6月Q3 12年9月Q4 12年12月Q1 13年3月Q2 13年6月Q3 13年9月Q4 13年12月2013Q1 14年3月
売上高(百万ドルで表示 )9,61411,33112,15913,96914,10514,89316,6859,64716,24
増減率% (前年比)39,00%50,90%49,50%71,70%46,70%31,40%37,20%16,30%
EPS10,129,0310,5911,589,5610,7412,21944,09912,324
Growth増減率% (前年比)15,80%-7,10%11,50%14,90%-5,50%18,90%15,40%6,40%
純利益率%34,80%26,60%29,20%27,90%22,90%24,50%24,50%25,80%
出典:Reuters/Eikon。


予想は、グーグルのQ4のEPSは15.4%高(前年同期比)。アップルのEPS予想は、同期比で+2%のみ。グーグルの四半期の売上高は37.2%高、アップルは5.4%高。やや大きな差だと思われます。

アップルと同様に、決算予想が見直されたら株価の上昇又は下落を及びます。グーグルの2013年Q4決算は2014年1月20日に予定。

当然、株価市場においてどんな動きでも可能ですが、全てのニュースを別にし決算のデータのみを考慮した上で2社を分析しました。23日付けの年間業績の予想を参照。

結論には、グーグルの比でアップル株の上昇が鈍く、下落が早く進むと予想。

2社の株価動向のダイナミックについて分かった上で、&Google/Appleの合併商品を作成してみましょう。割合は、50:50。合併商品の作り方につきましては、当社のウェブページ(「新技術」→「PQMポートフォリオ分析法」→「合併商品の作り方」)をご参考下さい。

作り上げた商品のグラフをチェックしましょう。



今回の分析の日付は矢印でマークされています。1時間足のグラフより、グーグル株がニュートラルのトレンドにあることが明らかですが、効率的なトレードのためにやはりはっきりとしたトレンドを利用した方が良いと思われます。



アップルの1時間足のグラフは下降トレンドを示唆していますが、12月末にトレンドの方向の予想が困難でした。アップルが中国最大手の携帯電話会社である中国移動(チャイナ・モバイル)とiPhoneの販売について契約を締結しました。23日の株価が大幅に上昇してから、更なる安値をつけました。

&Google/Appleの合併商品を分析すると、成功するトレードのチャンスが数多くあると思います。



合併商品が上昇トレンドにあり、トレンドのラインとギャップの上限のラインを含めている支持線がはっきりしています。2社のファンダメンタル分析も同様に上昇トレンドの継続をサポートしています。

今後ともPQMポートフォリオ分析法の機能をご紹介いたします。逆方向へ向かっている複数のポジションが開始できますが、NetTradeXプラットフォームにてのみその商品のダイナミックが分析できます。

ご提案やご質問などございましたらanalytics@ifcmarkets.comまでご連絡下さい。



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