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円全面高、対ドル1週ぶり高値-日銀の追加緩和規模に失望感 - 10.30 日

円が上昇。ドル・円相場は1ドル=79円台前半で約1週間ぶりの円高値を付けている。日本銀行が午後に発表した追加金融緩和の規模に対する失望感から、円買いが活発化している。 ドル・円相場は日銀の政策発表直後には80円14銭まで円安が進んだが、すぐに円買いが活発化し、一時は79円28銭と、22日以来の水準まで円高が進行。午後3時半現在は79円47銭付近で取引されている。円は主要16通貨に対して全面高となっており、対ユーロでは一時1ユーロ=102円18銭と、16日以来の高値を付けている。 日銀はこの日開いた金融政策決定会合で、長期国債の買い入れ額を「5兆円」増額するなどして、資産買い入れ等基金における資産購入を「55兆円」から「66兆円」に拡大することを全員一致で決定した。同基金はこれで、計91兆円となる。日銀はまた、金利0.1%で無制限の資金供給を行う貸出支援基金を新たに創設することも決めた。

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