日銀国債買いオペ、応札倍率は「５－10年」「10年超」ともに低下 - 8.9 日

日本銀行がこの日実施した長期国債買い入れオペでは応札倍率が２本とも低下し、国債市場で中長期ゾーンの売り圧力が弱まっていることが示された。 オペ結果によると、残存期間「５年超10年以下」には１兆4225億円の応札があり、4506億円を落札。応札倍率は3.16倍と前回の3.23倍から低下した。案分比率は26.5％だった。「10年超」には5516億円の応札があり、2000億円を落札した。応札倍率は2.76倍と前回の2.80倍から低下した。案分比率は20.0％だった。 日銀は午前10時10分の金融調節で「５年超10年以下」と「10年超」の２本のオペを通知した。金額はそれぞれ4500億円、2000億円。買い入れ日はいずれも８月14日。今月に入って４回目となる。 買い入れ対象銘柄は、「５年超10年以下」では10年債は296回－329回（除く310回－313回）、20年債は40回－63回。「10年超」では20年債は64回－145回、30年債は２回－39回、40年債は１回－６回とだった。