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ドルが対円1週ぶり大幅高,FOMC議事録控え - 8.21 日

ドルが円に対して1週間ぶりの大幅上昇となっている。連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公表を控え、債券購入縮小の開始時期についての示唆が得られるとの期待が強い。 米国が緩和縮小を開始すれば資金が同国に還流するとの見方から高利回り通貨や新興市場通貨は安く、インドネシア・ルピアは約4年ぶりの安値を付けた。 ロンドン時間午前8時43分現在、ドルは対円で0.3%高の1ドル=97円53銭と13日以来で最大の上昇。対ユーロは0.2%高の1ユーロ=1.3391ドル。ユーロは対円でほぼ変わらず1ユーロ=130円61銭。ルピアは6営業日続落し前日比1.1%安の1ドル=1万808ルピアと、2009年4月以来の低水準。 ニューヨーク外国為替市場ではユーロとスイス・フランが上昇。アジア株とアジア通貨の下落が新興市場からの資金引き揚げを示唆したことが買いを誘った。 ドルは主要通貨の過半数に対して下落。シカゴ地区連銀の全米活動指数が予想を下回り、下げ足を速めた。円は対ドルで3日ぶりに上昇。インド・ルピーは再び最安値を更新、インドネシア・ルピアは2009年4月以来の安値となった。米金融当局が債券購入を縮小すれば、アジア市場から資金が逃避するとの懸念が背景にある。 ファロス・トレーディング(コネティカット州スタンフォード)のマネジングディレクター、ブラッド・べクテル氏は電話インタビューで、「日本以外のアジア通貨の動きから判断すると、全般的にポートフォリオ資金が新興市場からシフトしている」と指摘。「この日のユーロの動きはバリアを崩そうとするものだ。オプション絡みで1.3450ドルがバリアになっていた。それを破ろうとする決定的な動きが見られ、それが成功した」と語った。 ニューヨーク時間午後5時現在、ユーロは対ドルで前日比0.6%高の1ユーロ=1.3417ドル。一時は1.3452ドルと、2月14日以来の高値を付けた。対円では0.3%高の1ユーロ=130円51銭。円はドルに対し0.3%高い1ドル=97円27銭。スイス・フランは対ドルで0.7%高の1ドル=91.73サンチーム。対ユーロでは0.1%高。 MSCIアジア太平洋指数は1.7%下落。一方、S&P500種株価指数は0.4%上昇した。
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