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米FRBは量的緩和政策維持を決定、米ドルは全通貨対で強調 - 10.31 日
【米国】
米国FRBは国債など月850億ドルの資産購入を継続することを決めた。失業率が6.5%を上回る限り、事実上のゼロ金利を継続すると発表した。米ドル指数は79.43ドルの下値支持線から79.87ドルまで上昇した。ユーロは米ドル対で1.3733ドルの下値支持線を破壊し、1.3688ドルをつけたことにより、相場は下向きパターンを形成した。
イタリアの国債入札と10月ユーロ圏消費者信頼感が改善した。GBPUSD相場は、やや弱気な米FRB発表により軟調に推移し、ダブルトップ・パターンに近づいている。
日本円は米ドル対で上昇、一時98.26付近。先日、日銀は金融政策決定会合で、当面の政策を「現状維持」とすることを決めた。日銀の想定に沿って景気が回復していると判断したとみられる。2年間で市場に流すお金の量を2倍にするため、銀行から大量の国債などを買う金融緩和を続ける。
ユーロ圏失業率
ユーロ圏消費者物価指数
カナダGDP成長率
米新規失業保険申請件数
米製造業購買担当者景気指数
Alpha Natural Resources(ANR), American International Group(AIG), ConocoPhillips(COP), Exxon Mobil(XOM), MasterCard(MA)の決算発表