回復した全米雇用報告・貿易赤字縮小、米ドル安 | IFCM ジャパン
IFC MarketsオンラインCFDブローカー

回復した全米雇用報告・貿易赤字縮小、米ドル安 - 12.5 日

米ドルは対主要通貨で下落。ドル指数は80.43ドルの支持ラインを下回り80.35ドルをつけた。


US Dollar Index


4日発表した11月のADP全米雇用報告によると、民間雇用者数は前月比21万5000人増加した。昨年11月(27万6000人)以来の高水準。10月の改定値(18万4000人)から拡大し、エコノミストの予想(16万~17万人程度)も上回った。米商務省が発表した10月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字は前月比5.4%縮小し、406億ドルとなった。その後、ISM非製造業PMIは予想を下回ったが、焦点は市場予測の平均(43万2000件)を上回った10月の新築一戸建て住宅販売件数にシフトした。


今後、米・非農業部門雇用者数(NFP)の発表に注目。16.8%増のADPと3.3%増のISM非製造業雇用者数の発表を考慮し、NFPの増加を予想し、前月比で20.4万人を期待。

※補足:11月ISM非製造業雇用者数-56.5(10月:53.2)


USDJPY相場は、101.81円の支持線の周辺に売り圧力が継続。日経平均指数は1.50%安。欧州中央銀行の金融政策発表を控え、EURUSD相場は1ヶ月ぶり1.3619ドルの高値をつけた。


全通貨の中ではカナダドルだけ米ドルに対し下落した。USDCAD相場は3年間ぶり1.0705ドルの高値をつけた。カナダ中銀は実施中の金融政策が妥当だと発言し、政策金利を1.0%に据え置くと決定した。カナダの10月インフレ率は目標の1-3%を下回り、0.7%になったことで、BOCがよりハト派的に行動できるようになった。


【注目ポイント】

イングランド銀行及び欧州中豪銀行による政策金利発表

米・新規失業保険申請件数

米・第3四半期GDP成長率

IFCMトレーディング・アカデミー
投資を学ぶ
  • コースを取って、
trading academy

関連項目

image
当方の分析ツールとカレンダーを利用して、投資を開始して下さい。
image
当方の投資アドバイザーから 市場分析ラボ
Close support
Call to Skype Call Back