米連邦準備制度理事会イエレン議長はNY経済クラブで講演 | IFCM ジャパン
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米連邦準備制度理事会イエレン議長はNY経済クラブで講演 - 4.16 日

火曜日、ドル指数(USDIDX)には大きな変更がない。弊社の意見では、欧米の主要な経済データーがポジティブだと思う。しかし、投資家はまだ市場の先行きに関して確信がない。米国の3月の消費者物価指数は1.5%になり、予想をおおむね上回った。今のインフレ率は米連邦準備制度理事会が目標とした2%水準を大きく下回るにもかかわらず、政策金利が引き上げられるチャンスが高まった。昨日発表された他の米経済のデーターがあまり重要ではなかった。ニューヨーク連銀が発表した4月の製造業景況指数は1.3と、11月以来最低水準。今日14時15分(中央欧州時間)に米国で3月の鉱工業生産指数が公表。予想は積極的だ。13時30分(中央欧州時間)に米住宅着工件数統計は出る。予想は中立的だ。19時(中央欧州時間)に米国ではベージュブックというマクロ経済観測が公表。17時15分に今週の最後になる米連邦準備制度理事会イエレン議長の講演が予定される。今日の一番大事な出来事だと思われる。

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた4月の現況指数は59.5となり、予想をちょっと上回った。ユーロ圏の貿易収支は黒字が予以外に上昇、136億ユーロ。ユーロドル(EURUSD)相場は米国の良好な経済指標を受け、あまり変更がなかった。今日10時(中央欧州時間)に3月のユーロ圏消費者物価指数が発表。2月の0.5%と同じになると予測。ユーロ相場に影響を与えるまい。スイスZEW景気期待指数がでる。予想は中立的だ。

英国の3月のインフレ率はちょっと下げた。この結果、英ポンドが上昇。今日9時30分に雇用市場のデーターを控え、英ポンド(GBPUSD)は伸び。英国に関する経済データーは次回4月23日に出る。

中国の1-3月期の国内総生産(GDP )は18年間ぶりの最低が、予想を上回り、前年同期比7.4%増。これを背景に、商品先物とオーストラリア・ドル(AUDUSD)は上昇。NZドル(NZDUSD)はインフレ率の1.5%減を後退し、下落。したがって、ニュージーランド準備銀行(中銀)は政策金利を引き上げるとの可能性が低くなった。

USD/JPY, Daily

日本円は下落(チャート上で上昇として表示される)。経済産業省が16日発表した1月の鉱工業生産指数は低下した。麻生太郎副総理・財務相は衆院財務金融委員会で、約130兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は日本会社の株価の買い支えに期待をにじませた。日経平均株価は2.4%増加が、円が安。明日、更新統計が発表、日銀黒田総裁は講演予定。

USDCAD, Daily

今日15時(中央欧州時間)にカナダ銀行会合が予定。政策金利を1%水準に据え置くと見込まれる。記者会見に発表予定のカナダ経済観測にご注意ください。

Sugar, Weekly

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