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ドル高一服、米景気回復期待でリスク選好-対円は80円台に下落 - 3.1 日

ドル高が一服している。米国の追加緩和観測の後退を背景にドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継いで始まったが、米景気の回復期待を背景にリスク選好の流れは変わらず、積極的にドルの上値を追う動きは限られた。ドルは対ユーロで海外時間に1週間ぶり高値となる1ユーロ=1.3315ドルを付けたが、この日の東京市場では一時1.3347ドルまで軟化。午後1時40分現在は1.3338ドル前後での推移。また、対円では早朝に1ドル=81円39銭と3営業日ぶり高値を付けた後、一時80円90銭まで下落し、同時刻現在は80円94銭前後で取引されている。 新生銀行市場営業本部の政井貴子部長は、前日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に関しては「QE3(量的緩和第3弾)への言及がなかったというのが一番のポイントだった」と指摘。その上で、追加緩和が必要ないほど米国経済は強いという「ポジティブな受け止め方をしてドルが買われたのでは、リスクオフ(回避)というわけではない」と説明している。 FRBのバーナンキ議長は29日、金融政策についての半期に一度の議会証言で、労働市場に「前向きな進展」が見られるものの、金融緩和策の維持は正当化されるとの認識を示した。また、原油の値上がりが一時的に物価上昇をもたらす可能性があると指摘した。中国の2月の製造業PMIは51.0となった。中国国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は50.9。1月は50.5だった。指数は50が製造業活動の拡大と縮小の境目を示す。
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