米連邦公開市場委員会(FOMC)は今週開いた定例会合で、大方の予想に反して毎月850億ドルの債券購入ペースを維持することを決めた。量的緩和の継続を好感して18日の米株式市場では米S&P500種株価指数は過去最高を更新。19日のアジア株式相場も上昇し、外国為替市場ではリスク選好に伴う円売りが進んだ。
ドル・円相場は
サポートライン97.76をつけ、良好な米国の経済指標を追い風に一時、4営業日ぶりの水準となる99円59銭までドル高・円安が進行。
リスク選好の動きから円安が進んだ前日の流れを引き継いで始まったが、円の下落には一服感が広がった。
ユーロ・ドル相場は、1.3353から1.58%上昇して、1.3565/1.3506のレンジに取引されている。また、欧州では週末にドイツ連邦議会選挙が行われる。
ポンド・ドルは8ヶ月間の高値1.6161をつけ、 1.6024まで急落した。