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米マクロ経済指標でドルは上昇 - 4.15 日

月曜日に発表された米マクロ経済指標でドルは伸び。3月の小売売上高は前月比1.1%増加。伸びは2012年9月以来で最大。自動車を除く小売売上高は1.4%の上昇、4年ぶりの高水準となった。ドル指数 (USDIDX)は昨日あまり上昇しなかった。第1・四半期の米国内総生産(GDP)に関する見通しはまだ低いレベルにあるから。第4・四半期の2.6%増加比0.5%の上昇しかみられていない。発表予定は4月30日だ。今日16時30分(中央欧州時間)に米国で3月の消費者物価指数(CPI)が公表。予想によればドルが上昇可能。今日16時45分(中央欧州時間)と明日に米連邦準備制度理事会イエレン議長は講演。



ユーロ(EURUSD)は欧州中央銀行ドラギ総裁が量的緩和策も実施可能だと述べたことを受け、下落(チャート上で下げとして反映される)。今日13時30分(中央欧州時間)にドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた4月の独・ユーロ圏景況感 指数と2月のユーロ圏貿易収支は発表。弊社の意見では、欧州連合の投資家がウクライナ情勢に関連する根拠のない悲観的なムードに陥らないと、ユーロ上昇が可能だと思う。

日本円(USDJPY)には黒田日銀総裁は金融緩和策のさらなる措置が必要はないと指示したことを受け、大きな変更がない。2014年4月1日に消費税が5%から8%へ引き上げられることになった。市場参加者は日銀が目標とした2%のインフレ率を達成させるため、そして国内企業を支持するには今後も債券購入を行うと見込む。日銀会合は4月30日に。明日8時30分(中央欧州時間)に2月の工業生産のデーターと10時15分(中央欧州時間)に日銀黒田総裁の記者団が行われる。

オーストラリア・ドル(AUDUSD)はちょっと下落。オーストラリア準備銀行は4月明けに発表したデーターの反応だ。それによれば今の低水準の2.5%政策金利は長期的に保存される予定。オーストラリアの主要な取引相手である中国の経済成長の鈍化もオーストラリア・ドルの下落に影響を及ぼす。



明日6時(中央欧州時間)に中国の第1・四半期の国内総生産が公表。第4・四半期の7.7%比7.3%減だと見込まれている。1半期の成長率は1.8%から1.5%まで下げることができる。中国人民銀行(中央銀行)が15日発表した3月の経済全体のファイナンス規模 は前年同月比19%減少した。マネーサプライ(通貨供給量)統計が過去最低の伸びだった。元の先渡し契約は8ヶ月ぶり最低となった。先物取引を行うトレーダは中国からの統計にご注意ください。予想を下回るデーターは下落を引き起こす可能性がある。



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