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S&P500種が最高値更新,アップル高い-ダウ平均は下落 - 7.24 日

米国株はS&P500種株価指数 が最高値で終えた。アップルを中心にテクノロジー株が買われたほか、決算を手掛かりにヘルスケア関連株が上げた。一方、ダウ工業株30種平均は下落。構成銘柄のボーイングが大きく下げた。

アップルは2012年以来の高値に上昇。新製品の発売を待つ時間が終わりに近づいていることを示唆した。バイオテクノロジー企業、バイオジェン・アイデックが高い。同社は通期予想を引き上げた。一方、航空機メーカーのボーイングは2.3%下落。空中給油機にかかる経費がかさみ、同社を圧迫するとの懸念が背景。バイオジェンは11%高。同社の四半期決算は予想を上回り、2014年通期の利益見通しが引き上げられた。S&P500種採用企業の第2四半期利益は6.2%増、売上高は3.3%増となっている。S&P500種採用銘柄で四半期決算を発表した企業のうち、利益がアナリスト予想を上回ったのは78%だった。売上高が予想を上回ったのは65%となっている。



欧州株式 市場では、指標のストックス欧州600指数が一時の上げを消し、前日からほぼ変わらずで終了した。アクゾノーベルやグラクソ・スミスクラインが発表した決算のほか、予想に反して悪化したユーロ圏消費者信頼感が注目された。オランダの塗料メーカー、アクゾノーベルは3.9%上昇。第2四半期利益が予想を上回った。フィンランドの鉱業用機械メーカー、オートテックは約2年ぶりの大幅高。同社買収に英ウィヤー・グループが関心を寄せている可能性があるとの報道が手掛かり。一方、英製薬会社グラクソは4.7%下落。



東京株式相場は続落。来週以降の国内企業決算の発表ラッシュを前に買い見送り姿勢が強く、午前の上昇トレンドは続かなかった。5月下旬以降の上昇相場で上げの目立っていた鉄鋼や非鉄金属など素材関連、情報・通信株中心に安く、鉄鋼では第1四半期が経常減益だった山陽特殊製鋼 が午後に急落した。

7月の中国製造業購買担当者指数(PMI )速報値は52.0。6月改定値の50.7から上昇し、市場予想中央値(51.0)も上回った。同指数は50を上回ると製造業活動の拡大を示す。



小麦先物相場は小上昇。

原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計を受けて反発。米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫は、2008年11月以来の低水準に減少した。

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