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日銀は27日会合で基金増額が濃厚との見方 - 4.24 日

日本銀行が27日開く金融政策決定会合は、資産買い入れ等基金の増額による追加緩和が行われるとみられている。金融市場では早くも次の追加緩和のタイミングとして、今会合で示される経済・物価情勢の展望(展望リポート)の中間評価を行う7月を挙げる向きが増えている。ブルームバーグが有力日銀ウオッチャー14人を対象にした調査で全員が追加緩和を予想した。日銀は2月14日の会合で、消費者物価指数(CPI)前年比1%上昇が見通せるまで強力に金融緩和を推進すると表明。今会合後に示す経済・物価情勢の展望(展望リポート)で2012、13年度のコアCPIの見通しが1%に届かないことから、景気と物価を後押しするため追加緩和に踏み切るとの見方が強い。日銀が1月に示した12、13年度のコアCPI見通しはそれぞれ0.1%上昇、0.5%上昇。河野氏は12年度について「テレビとエアコンの調査銘柄の入れ替えという特殊要因により足元の数字が大きく上振れていることや、2月以降、原油価格が大幅に上昇したことを受けて、0.4%程度への上方修正が見込まれる」と指摘。13年度は「大きく上方修正されることはないだろう」とみる。
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