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- 市場概観
今日、グッドフライデー(聖金曜日)の祝日のため主要な金融市場が休場 - 4.18 日
カナダドル相場には変更があまりない。3月の消費者物価指数はちょっとだけ上昇し、予想の通りだったから。他のインフレ率の指数はもっと大きく増加。この結果、利上げは可能になり、カナダドルは高。カナダ銀行は第1・四半期のインフレ率の予想を0.9%から1.3%に引き上げた。2015年末に2%まで上昇させ、1~3%の範囲で維持するようと見方を示した。昨日、カナダ銀行スティーブン・ポロズ総裁は3月のインフレ率の加速は一時のもので、基本トレンドは中立だと述べた。
大豆の価格は米国内需要の最大増加を背景に、10ヶ月間ぶりの最高。米国は世界2位の大豆輸出国だ。国内消費量の増加を受け、輸出が低下する恐れがある。3月の大豆輸入量は12%増加、1998年以来最大の1億538千万トン。米農務省は8月末の大豆在庫推定の予想を100千万減少させ、1億350千万にした。去年同期比4.2%減。同時に、大豆の市場に悪影響を与える要素もある。中国は米国からの大豆輸出を500万トン減少可能。鳥インフルエンザにかかった鶏は殺処分されたことにつれて、需要は低下した。大豆はブロイラーの主な飼料だ。去年、中国の大豆輸入は634千万トンとなった。世界のおよそ60%を占めた。今年、10年ぶりに初めて、ブラジルから大豆の50万トンを輸入するわけだはない。